畑を契約して、農具の使い方などの説明を受けたあとに行う最初の作業はイチゴとスナップエンドウの追肥でした。
最初の作業がイチゴなんてウキウキしますね!
イチゴの追肥
一つの畝の半分にイチゴ、半分にスナップエンドウが植えられています。ここからの作業は、
①植えてある周りに鶏糞を散布し、耕す
(1/2畝に4株植えてあり、1株あたり10gの鶏糞)
②黒いシートを全体にかぶせる
③イチゴが顔を出せるような大きさの穴を開ける
この作業の注意点は、葉っぱに鶏糞がつかないようにすることです。葉っぱに鶏糞がついてしまうと、葉っぱが腐る原因となってしまうようです。
スナップエンドウの追肥
スナップエンドウも1/2畝に4株が植えられていました。ここからの作業は、
①黒いシートを全体にかけて苗が顔を出せるように穴を開ける
②鶏糞を10gずつ近くに入れて耕す
③一つの穴から苗が二本出て入れば十分なので、余分な苗を取り除く
④黒いシートをかませた形で棒を四隅に立てる
(50cmは下に埋まるように立てると安定する)
⑤地表から20cmずつ凧糸を棒に一周させる形で巻いていく
作業時間は全体で約30分ほど。土の匂いはいいですね!
黒いビニールをかぶせる理由
畑を見ていると、黒いビニールシートがかぶせられているものが目立ちます。まだまだ畑初心者の自分にとって不思議な光景でした。
その理由を調べていくと、とても納得させられます。こちらのページにわかりやすくまとめてあります。
その中から抜粋しますと、
太陽熱を受けやすくして温度を上げ、野菜の育ちを良くする
光を通さない黒色を使うことで草が生えないようにする
(引用:松本自然農園)
こうすることで旬を少しずらすことができ、美味しく食べることができるそうなんです。松本農園様のHPから引用させてもらいますと、
野菜にとっての原産地の気候にあわせて、快適である旬に育てることが、元気に健康に育つことになり、結果として栄養価が高くなり美味しくなる
ということのようなんです。
旬のものを食べることは栄養価も優れているし美味しいというのはよく言われていますが、その裏にはこんな意味があったんですね。
それを知るだけでも勉強になります。